「トイレトレーニングって何歳から始めるの?」
「どうやって進めればいい?」
「おしっこはできるのに、うんちだけオムツ。どうしたらいいの?」
初めての子育てだと、トイトレってわからないことだらけですよね。私も長男が2歳半になった頃、そろそろ始めようかなと、笑顔でトイトレをスタートしました。
大好きなトーマスの補助便座を用意して、トイレの絵本を読んで、優しく声をかけて。
ところが……。
まさか、うんちのトイトレ卒業まで約3年半もかかるとは!!
途中で弟が生まれ、赤ちゃん返りが始まり、コロナ禍も重なって中断。
再開してもなかなか進まず、ついには怒ってばかりの自分に嫌気がさす日々。
そして、6歳の誕生日の前日。
長男は突然、一人でトイレに入り、何事もなかったように出てきたのです。
今回は、トイトレをこれから始める方に向けた基本的な進め方と、わが家で実際に起きた3年半の奮闘記をお届けします。育児書のようにスムーズにはいかなかった、わが家のリアルなお話です。
この記事でわかること
- トイトレは何歳から始めるのがいい?
- トイトレを始める目安と必要な準備
- 初心者でも取り組みやすい7つのステップ
- おしっこはできるのに、うんちだけオムツになる理由
- 長男が6歳直前にオムツを卒業するまでの実体験
- 親として後悔した声かけと、今だから思うこと
トイトレは何歳から始めるのがいい?
一般的に、トイレトレーニングを始める時期の目安は1歳半〜3歳頃とされています。
「2歳になったから必ず始めなければいけない」というものではありません。
子どもの発達には個人差があり、
おしっこやうんちの感覚に気づく力
言葉の理解
体の発達
などが関係します。
また、トイレに慣れることと、実際にオムツを外して生活できることは別です。
最初はトイレの絵本を読むだけでも、十分に始めの一歩になります。
トイトレを始める目安となるサイン
こんな様子が見られたら、少しずつトイレに親しむ機会をつくってみてもよいでしょう。
- おしっこの間隔が少しずつ長くなってきた
- オムツが濡れたことを知らせる
- うんちをするとき、特定の場所に行ったり、しゃがんだりする
- 簡単な言葉や指示が理解できる
- トイレやパンツに興味を持ち始めた
- おまるや補助便座に安定して座れる
ただし、これらがすべてそろうまで何もできないわけではありません。
興味を持ち始めたら、無理のない範囲でトイレを身近なものにしていきましょう。
トイトレの基本的な進め方7ステップ
初めてトイトレをするなら、まずは次のような流れがわかりやすいと思います。
これは一例なので、お子さんの様子に合わせて順番を変えたり、前の段階に戻ったりしても大丈夫です。
ステップ① トイレを知ってもらう
最初は、トイレがどんな場所なのかを伝えるところから。
「おしっことうんちは、ここでするんだよ」
そんなふうに話したり、トイレの絵本を読んだりします。
大切なのは、トイレを怖い場所にしないこと。

ステップ② おまるや補助便座を用意する
子どもが安心して座れるように、おまるや補助便座を準備します。
ここで、めっちゃ大事なポイント!
足がちゃんと床につく事。
これはじめ知らなかったんですが、家のトイレは、子供にとっては高くて、足がぶらんぶらんします。それだと踏ん張る事が出来ず、力が出ないんです!これが足が安定することも大切な理由です。
トイレに補助便座を使う場合は足台は外せない。

好きなキャラクターを取り入れるのも、興味を持つきっかけになります。
ステップ③ 決まったタイミングで優しく誘う
例えば、朝起きたときや食後、寝る前など。
「トイレに行ってみる?」
と、気軽に誘ってみます。
嫌がるときは無理強いせず、まずはトイレに入るだけ、座るだけでもOK。

ステップ④ 座ることに慣れる
最初からおしっこが出なくても大丈夫。
トイレに座れたら、
「座れたね!」
と、小さな挑戦を認めてあげましょう。
長時間座らせたり、出るまで待たせたりする必要はありません。
ステップ⑤ 尿意や便意に気づく練習をする
「おしっこ出そう?」
「うんちが出るとき、どんな感じがする?」
と、体の感覚に気づく手助けをします。
失敗したときも、責めずに着替えを手伝いましょう。
ステップ⑥ パンツで過ごす時間を増やす
本人が興味を示したら、家で短時間パンツを履いてみるのも一つの方法です。
失敗することを前提に、着替えや掃除の準備をしておくと、親の気持ちにも余裕が生まれます。
ただし、パンツへの切り替えを急ぐ必要はありません。
ステップ⑦ 外出先や夜間は別々に考える
家でできるようになっても、外出先のトイレは怖がることがあります。
また、日中のトイトレと夜間のおねしょは別の発達過程です。
夜のおしっこをコントロールする力には体の成熟も関係するため、昼間にできたからといって夜もすぐにできるとは限りません。
焦らず、子どもが安心して挑戦できることを大切にしたいですね。
【実体験】長男のトイトレ奮闘記!2歳半から6歳直前まで
ここからは、わが家の長男のお話です。
今だから笑って話せることもありますが、当時は本当に悩みました。
2歳半|トーマスの補助便座で笑顔のスタート!
長男のトイトレを始めたのは、2歳半くらいの頃。
最初はおまるに誘うところから始めました。
トイレの便座には大好きなトーマス。
トイレの絵本も読みました。
「おしっことうんちは、トイレでするものなんだよ」
と、何度も優しく伝えました。
朝起きたときと寝る前には、
「トイレに行ってみようか!」
と笑顔で誘う。
私としては、なかなか良いスタートだったと思います。
ところが……。
いっこうにトイレでする気配がない!!

あれ?こんなものなの?
もう少ししたらできるのかな?
そう思いながら過ごしていました。
弟の誕生と赤ちゃん返り|トイトレを一時中断
そうこうしているうちに、次男が誕生。
長男の赤ちゃん返りも始まりました。
さらにコロナ禍も重なり、トイトレどころではない日々。
いったんトイトレを中断して、完全にオムツ生活に戻りました。
今振り返ると、このとき無理に進めなかったこと自体は、悪い選択ではなかったと思います。
3歳半|再チャレンジ!でも私のイライラが止まらない
3歳半くらいになって、トイトレを再開しました。
でも、状況は簡単ではありません。
下の子のお世話もあり、平日はほぼワンオペ。
毎日の家事に育児に、もうヘトヘト。
そんな中、長男は相変わらずトイレに行こうとしない。
最初は優しく誘っていた私も、だんだんイライラするようになりました。
「もう周りの子はできてるよ!」
「もうお兄ちゃんやろ!赤ちゃんじゃないねんで!」
今なら、比べることがよくないのはわかります。
でも当時の私は、何度もそんな言葉を口にしていました。
そして、言ってしまったあとに後悔する。
そんな繰り返しでした。

「失敗は怒らない。でも挑戦しないことが嫌!」
長男が、
「うんちー」
と言ったときに、
「トイレ行こう!」
と誘うと、
「もう出ちゃった」
という返事。
その瞬間、またイラッ。
「なんでチャレンジしないの?」
「失敗しても怒らへん。でも、チャレンジしようとしないことがママは一番嫌やねん!」
そんなことを何度も言っていました。
私の中では、失敗することは問題ではなかったんです。
とにかく一度、挑戦してほしかった。
でも今になって思うのは、長男にとっては、挑戦すること自体に不安があったのかもしれないということ。
当時の私は、その気持ちまで考える余裕がありませんでした。

オムツを買わない作戦も、見守り作戦も失敗
私は日々葛藤していました。
「もう本人が言うまで、トイレのことは何も言わないようにしよう」
と思ってみたり。
「オムツを買わなければ、仕方なくトイレでするのでは?」
と考えてみたり。
いろいろ試しました。
でも、どれもうまくいかない。
正直、何が正解なのかわからなくなっていました。

4歳|おしっこは成功!でもうんちは絶対オムツ
4歳になる頃、ようやく変化がありました。
おしっこはトイレでできるようになったんです!
保育園に通っていたので、先生とお友達のおかげです。
先生が声をかけ続けてくれて、お友達と一緒にトイレにいく。園では決まった時間にトレイの呼びかけをしていたので、おしっこが出るタイミングが合ってきたのだとおもいます。
でも、うんちは別。
保育園では絶対にうんちをしません。
家に帰ると、すぐにオムツに履き替えて、うんちをすることもありました。
「おしっこができるんやったら、うんちもできるやろ?」
私はそう思っていました。
でも長男にとって、おしっこと、うんちはまったく別の問題だったんです。

テーブルの下で四つん這い|便秘も心配だった
この頃、もう一つ気になることがありました。
長男はどちらかというと便秘気味。
3日、4日とうんちが出ないことも珍しくありませんでした。
朝、うんちがしたくなると、テーブルの下に入って四つん這い。
同じ姿勢のまま、ずっと踏ん張っているんです。
保育園に遅れそうになっても、なかなか終わらない。
その姿を見るたびに、
「私が怒りすぎたからかな……」
と反省することもありました。
ただ、便秘の原因が私の声かけだったかどうかはわかりません。
今なら、便秘や排便への不安について、もっと早く小児科で相談するという選択肢もあったと思います。
5歳|小学校入学への焦りで、さらに怒ってしまう
そして、とうとう5歳。
私はどこかで、
「さすがに5歳にもなれば、自分でもオムツは恥ずかしいと思うやろ」
と考えていました。
ところが……。
全然変わらへん!!
このまま小学生になっても、うんちはオムツなの?
そんな不安が大きくなり、私はますます頻繁に怒るようになってしまいました。

とにかくできる事をしよう。トイレが怖いというので、
トイレに好きなポケモンのキャラクターを印刷して貼って
「ほら!みんなが頑張れーって応援してるよ!」
と声をかけたり。
パパも、
「トイレでできたら、何でも買ったるわ!」
とご褒美作戦。
でも、ダメ。
もう何をしたらいいのかわかりませんでした。
6歳の誕生日前日|突然訪れた、その瞬間!
そして、とうとう6歳になる前日。
いつものように過ごしていたあるとき、長男がうんちをしたくなったようです。
でも、その日は違いました。
長男は自分の中で、
「よし!」
と決めて、一人でトイレに入ったんです。
私は、正直まだ無理だろうと思っていたので、トイレに入ったことにも気づいていませんでした。
「あれ?どこ行った?」
と思って探してみると、トイレに鍵がかかっている。
えっ?
も、もしかして!?
期待で胸がいっぱいになりました。

そして、しばらくしてトイレから出てきた長男が一言。
「トイレでしたで。」
ええええええーーーーー!!
わ~~~~!!
きゃ~~~~!!
できたーーーーーー!!

大喜びしたのは、親の私だけ(笑)。
本人は、いたって普通。
何事もなかったかのように、けろっとしているんです。
長かったーーー!!本当に長かったーーー!!
2歳半から始まったトイトレ。
約3年半かかって、ついにうんちもトイレでできた瞬間でした。
なんで急にできたの?長男の答えは……
気になった私は、長男に聞いてみました。
「なんで今日、トイレでしようと思ったん?」
すると長男は、
「ママが怒るから。」
と答えました。
なんとも複雑な気持ちでした。(笑)
今まで散々怒ってきたかいがあったのか(笑)

6歳になる前にオムツを卒業したいという気持ちが、本人の中にあったんだろうと私は思っていますが(笑)
ただ一つ言えるのは、この日、自分でトイレに行くと決めたということです。
そして驚いたことに、一度成功してからはオムツに戻ることなく、トイレでうんちをするようになりました。
卒業後に知った、長男がトイレを嫌がっていた理由
少し経ってから、長男に聞いてみました。
「トイレでするほうがいいやろ?」
すると、意外な答えが返ってきたんです。
「オムツでできるんやったら、オムツのほうがいい」
えっ!?
なんで!?
理由を聞いて、ようやくわかりました。
うんちが出る瞬間、便器の中に落ちるのが怖かったそうなんです。
そんなこと、私はまったく知りませんでした。
「それなら、先にトイレットペーパーを敷いておいたらいいねんで」
と伝えました。
※トイレットペーパーは詰まりの原因にならないよう、少量にするなど注意が必要です。
私には当たり前のトイレでも、長男には怖いと感じることがあった。
もっと早く、その気持ちに気づいてあげられたらよかったなと思います。
こうして少しずつ、長男にとってもトイレが心地よい場所になっていったのだと思います。
ちなみに、夜のおねしょで困ることもなく、無事に6歳直前でオムツを卒業しました。

おしっこはできるのに、うんちだけオムツなのはなぜ?
長男の経験から、私が一番伝えたいことがあります。
それは、「トイレでうんちをしない=やる気がない」とは限らないということ。
子どもによっては、便器に座る姿勢が不安だったり、足が浮くのが怖かったり、水の音や排便時の感覚を嫌がったりすることがあります。
また、便秘でうんちが硬くなると、排便時の痛みを避けようとして、ますます我慢してしまうことも。
うんちを我慢することで便秘が悪化し、さらに排便が怖くなるという悪循環もあります。
わが家の場合は、卒業後に「うんちが落ちる瞬間が怖い」とわかりました。
子どもが何を嫌がっているのか、まず知ろうとすること。
それが大切だったのだと、今は感じています。
こんなときは小児科に相談を
うんちが3〜4日出ないことを繰り返す、便が硬い、排便を痛がる、うんちを我慢する、便が漏れるといった場合は、便秘が関係している可能性があります。
無理にトイトレを続けず、小児科で相談してみてください。
また、4〜5歳になってもトイレの使用が難しい場合は、体や発達、心理面で困っていることがないか相談するのもよいと思います。
親だけで抱え込む必要はありません。
トイトレで怒ってしまった私が、今だから思うこと
今回、長男のトイトレを振り返ってみて、いろいろな気持ちがよみがえりました。
最初は、笑顔で始めたはずでした。
でも、なかなか進まないうちに、周りの子と比べるようになって。
小学校入学が近づくにつれて、どんどん焦って。
「なんでできないの?」
「もうお兄ちゃんやろ!」
そんな言葉を何度も言ってしまいました。
私が一番嫌だったのは、挑戦しないこと。
でも長男にとっては、挑戦する前に乗り越えなければいけない怖さがあったのかもしれません。
もちろん、優しく声をかけるだけですべてが解決したかどうかはわかりません。
それでも、今の私が当時に戻れるなら、もっと早く、
「トイレの何が嫌なん?」
「どんなところが怖い?」
と聞いてあげたい。
そして、うんちが何日も出ないことについても、もっと早く相談したかったと思います。
トイトレは、親の頑張りだけで思いどおりに進むものではない。
3年半かかって、ようやく私もそれを実感しました。
そして現在……次男5歳。まさかの再びオムツくん!
長男のトイトレがあまりにも大変だったので、次男のときはもっとスムーズに進めよう!
そう思っていました。
だって、一度経験しているんですから。
ところが……。
オーマイガー!!
次男、現在5歳。
家では、まだオムツくんです(笑)。

まさか、またこの問題に向き合うことになるとは!
全然長男の時の反省を生かせれない私。。。
次男君はどうやって卒業できるのか、、
こちらもまた、男の子育児のリアルとしてお届けできたらと思います。
まとめ|トイトレに、わが家だけの正解があってもいい
トイトレは何歳から始めるのがいいのか。
どんな順番で進めればいいのか。
基本的な知識や方法は、もちろん参考になります。
でも、実際の子育ては教科書どおりにはいきません。
わが家の長男は、2歳半から始めて、6歳になる前日にようやくうんちのトイトレを卒業しました。
しかも、あれほど親があれこれ試してもできなかったのに、最後は本人が自分で決めたタイミングでした。
その経験から、私が今大切にしたいと思っているのは、
「できない理由を、子どもの目線で考えてみること」
そして、
「親も一人で抱え込まないこと」
です。
今、トイトレで悩んでいるママやパパへ。
周りと同じペースで進まなくても、焦って無理に進める必要はありません。
ただ、便秘や痛み、強い不安など、子どもが困っているサインは見逃さず、必要なときは専門家にも頼ってくださいね。
わが家もまだ、次男のトイトレ奮闘中です。
一緒に、ぼちぼちやっていきましょう!
参考資料
- 米国小児科学会(AAP)|The Right Age to Potty Train
- 英国NHS|Potty training your child
- 英国NHS|Constipation in children
- カナダ小児科学会|Toilet learning
※本記事の体験談は、わが家で実際に経験した出来事です。トイトレの進み方には個人差があり、特定の方法で必ず成功することを保証するものではありません。
ほかのお家のトイトレ事情も気になりませんか?
わが家の長男は、6歳になる直前までうんちだけオムツでした。
でも、トイトレに悩んでいるのは、きっとわが家だけじゃないはず。
「5歳になってもオムツって、うちだけ?」
「ほかのお家はどうやって卒業したの?」
そんな疑問を持つママやパパに向けて、もう一つのブログ 『みんなの宝箱』 では、5歳のトイトレにまつわるリアルな体験談を10選 ご紹介しています。
10人いれば10通りのトイトレ。
思わず「わかる〜!」と共感したり、「そんな方法もあるんだ!」と発見があったり。
今まさにトイトレに奮闘している方は、ぜひのぞいてみてくださいね♪
👇 5歳のトイトレ、みんなはどうしてる?リアルな体験談10選はこちら!



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