妊娠期間は情緒不安定にもなっていたけど、出産したら後は赤ちゃんのお世話に没頭する以外問題はないと思っていませんか?産後にやってくるホルモンバランスの問題やら、想像していた以上に大変な子育てにママは身体も心もリラックスできず、むしろイライラしっぱなし。そんな時に一番近くにいる旦那の言動がうざいしめんどくさい。何なら嫌いと感じる事は正常?産後のガルガル期に自覚があるのかないのか、はたまた旦那にはどう見えているのか?
産後ガルガル期とは
産後に怒りやすくなりすぐにイライラしてしまう時期です。動物のメスは産後子供を危険から守る為に威嚇行為をする本能の習性があり、その威嚇行為の唸り声から「ガルガル期」と名前がついたようです。
つまり人間の女性も知らず知らずに赤ちゃんを守ろうとする本能で赤ちゃんに近づいてくる危険人物を威嚇するのです。
そう。
それが旦那様です(笑)旦那はママにとって敵に見えているって事なの?
旦那だけではなく、義母など本音でズバッといけない少し気を遣う相手にもガルガル期は発動します。
ガルガル期が発動するのはどんな時?
新生児期のダントツ1位は
- 帰ってきても手洗いうがいをせずに赤ちゃんを抱っこしようとする。
- トイレの後に石鹸で洗ったのかすごい気になる。(特にうんこ)
- 携帯触った後の手でも触れてほしくない。
など、コロナ禍になり以前より手洗いに関しては減ったように思いますが、それでも何か触った後の旦那の手は汚いと感じてしまうママは多い。
実際手を洗わない旦那が嫌すぎて離婚に至った人がいました。それだけママにとって赤ちゃんは神聖な者だと言う事を旦那様は知っていた方が身のためである。。。
第2位は
- 産後はほぼどこにもいけない妻を置いて、飲みにでかける旦那に腹がたつ。
- 自由な旦那が許せない。
- 一緒に子育てしてほしいのに遅くに帰ってくることにイライラする。
子供と24時間一緒で、自分一人の時間がなくなるママは、産前との生活環境の違いにストレスがたまっていきます。
頭ではわかっていても、自由にでかける旦那への怒りは止まりません。赤ちゃんはおっぱい飲んで寝んねしてを繰り返してるように見えますが、思った以上に泣きます。なんで泣いてるかわからない時間が山のようにあります。
そんな時に、抱っこしてあやしてくれる旦那様がそばにいてくれたら、ストレスは激減するでしょう。。。
そしてそして
新生児期から1歳くらいの時期の栄えある第1位は
- 旦那が仕事で疲れているのはわかるけど、じゃ何か?私は疲れてないってか?とキレた。
- 仕事してる方が偉い感をだして、いびきかいて寝てるだんなを蹴飛ばしたくなることが何度もある。
- 2、3時間ごとにぎゃーぎゃー泣いてる赤ちゃんの泣き声が聞こえない旦那の耳を疑った。
- 何か言えば、お前は昼間寝れるけど俺は仕事だから寝れないんだよ!と返してくる。
など、人は誰でも睡眠を妨げられるとストレスがたまりイライラしやすくなります。実際ママは昼間に赤ちゃんと一緒にお昼寝をしようと思えばできるし、旦那は仕事があるから寝不足になるわけにはいかない。妻もそれは理解している。
だからこそ労りの言葉をかける事が本当に大事である。
ママだって毎日昼間寝れるわけではない。赤ちゃんが寝てくれてる間にしか片付けれない事は沢山あるし、しばしの休憩だってしたい。
そういう所を組み取って、仕事が次の日休みの時には夜中一回でも抱っこを変わってあげたり、ミルクをあげたりしてもらいたいものである。
産後のガルガル期は妻は自覚している?自覚していない?
実際ママ達は自分でも自分の感情についていけない人が沢山います。
私、前はこんなにイライラする事なかったのにどうしたんだろう。特に二人目ができてからの方がイライラ感が倍増してる気がする。
産前より産後の旦那の言動がいちいちめんどくさい。前は聞き流せたのに、今は一回一回小言に反撃してしまう。
産後、正直旦那が帰ってきてからの方がイライラが増す。よかれと思ってやってくれることでさえ、信用できずに任せられない。
義母のアドバイスもうっとおしくてイライラくる。自分の子育てが間違ってるとでも言われてるように感じる。
と、何故こんなにイライラするのかわからないけれど、イライラしている事には自覚しているママが多いように思います。そして、一人目より二人目ができてからの方がものすごくイライラするといった声も。
ガルガル期のイライラの原因は?
女性は妊娠したら赤ちゃんを守る為のホルモンが大量に分泌されますが、産後はそのホルモン(エストロゲン)が急激に減少し、心身のバランスを崩して不安定な状態になります。
その為、旦那だけではなく、周囲の人の何気ない一言にも傷ついて涙したり、攻撃的になると言われています。
赤ちゃんの夜泣きがひどかったり、中々思うように子育てが行かない時に、何気ない周囲の言葉から
自分が母親失格なのではないかと感じてしまうママも多いとか。ネガティブな殻に入ってしまうと中々抜けれなくなります。
このエストロゲンの減少はよく耳にすると思いますが、もう一つホルモンの働きでイライラする理由が明らかに。
それは
ホルモン オキシトシン
オキシトシンと言えば、出産児や授乳時に多く分泌されて、愛情を強める働きをしてくれる別名幸せホルモンで有名ですよね。その幸せホルモンのオキシトシンがなんと同時に他社への攻撃性を強める作用がある事が判明したのです。
これはまさかやー!です。
この攻撃性は、もちろん育児に非協力的な旦那や、口を挟んでくる祖父母等に発令します。なので敵か味方かはママがどう感じるかで変わってくるのです。
攻撃性を愛情に変えるには、周囲の子育てに対する協力が必須。夫が妻の育児相談に真剣に耳を傾けているだけでも妻のリラックス状態が安定しているという実験データーもあります。
周囲の周りの協力が得れない場合でも、自分で自分を「頑張ってるね」と抱きしめてあげれるママになろう。他の誰でもない。自分が認めてあげれてる事が一番の見方。
旦那からみた妻のガルガル状態
子育てに置いてどうしても、ママよりわからない事が多い旦那さん。嬉しい妊娠の報告を聞いてから、どんどん心身共にどんどん変わっていく妻を見て、なにを感じているのだろう?ガルガル期のイライラは触らぬ神たたりなし?
さっぱりわからない。自分としては子供をお風呂に入れたり
ゴミ出しに洗い物にとできる限りやってるつもりなのにいつも怒った顔の妻を見るのはしのびない。
たまには息抜きに飲みにいきたくなりますよ。
こっちは毎日仕事で遅くまで働いているんだから、
もう少しこっちの気持ちも理解してほしいですね。
外に出てプレッシャーの中、家族の生活の為に働いているのに家に帰っても気が休まらないよ。
何を言ってもイライラされたら、僕も優しくできないです。
子供が泣くのは仕事ってよく言うじゃないですか。
子育てが大変なのはわかるけど、ずっと家にいてのんびりできるわけだし、昼間に寝れるし、大変と言う割には家だって片付いてないし、一体昼間になにをしてるのか?って感じです。
っとまぁ旦那側の意見はやはり妻の大変さを理解していない人が多いのが現状です。こういう気持ちのまま妻と接するとバチバチになるのは目に見えますね。
何故旦那は子育ての大変さを理解できない?
これはもう体験するしかわからないからです。人は見える事柄にしか中々判断がしずらい物です。なのでいくら口で大変大変と言われても、具体的に何が大変なのかはわかりません。特に男性は視覚を重視する傾向がある為
- 部屋が綺麗に片付いている。
- おいしそうなご飯ができている。
- 妻がニコニコ笑っている。
等の見える事にたいして評価をしやすく
- 部屋が散らかっている。
- ご飯ができていない。
- 不機嫌が顔をしている。
これでは、「家にいて何をしてたの?」ってなります。 子育てと言っても
- 抱っこする
- おっぱいあげる
- ミルクあげる
- オモチャで遊ぶ
- 絵本を読む
- 沐浴やお風呂に入れる
くらいしかすることないのでは?くらいに思っています。
ママ達も子供を産むまで子育てに対してどう思っていたかを思い出すと旦那さんの気持ちも少しわかる部分があるかもしれませんね。頭で想像してたのと実際体験するのでは、やはり全然違う事ってありますよね。
なので旦那に子育てが大変だ大変だとアピールするよりは、何をしてくれたら助かるといった明確な指示を出し、協力体制を仰いだ方が日々スムーズにいくかもしれません。
女性はどうしてもわかってほしい。察してほしいの共感を求める生き物ですので、それは友人や母等、同性同士で発散して 旦那さんとは役割分担をするのがガルガル期の上手な乗り越え方かもしれません。
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