子育て中の旦那は何故自由?邪魔で仕方ないと思う妻8割の本音

子育ての責任は全て母親。あやしたり遊んだり機嫌がいい時だけ子守をして、泣けば「ママ呼んでるよ~」と言ってくる旦那にイライラを隠せない妻たち。イクメンや育児休暇制度等が騒がれてるけれど、子育ての負担はまだまだ母親にのしかかる。子育ては母親がするものなの?子育て中の自由な旦那の生活ぶりに存在自体が邪魔だと感じている8割の妻たちの本音とは。

目次

教科書通りになんていかない子育てへの不安と戦うママ達

「妊娠・出産・子育ての事ってなんでもっと学校とかで教えてくれないの?」

ママになる女性はみな、自分の子供の頃の漠然としたイメージや自分の母親像。子供を産んだ友達や知り合いから聞く話の他はもっぱらネットや本から学ぶ事がほとんど。

何が正しいか間違ってるかなんて検討もつかない。けれど書いてあるネット情報と自分の子供の様子が当てはまらないことなんてざら。

そんな時はずっとネットサーフィンして不安を打ち消す。

旦那にも相談するけれど、「大丈夫でしょ。」の一言で終わり、親に相談したら「もう忘れたわ。」。。。

常にママ達の頭は「うちの子大丈夫かな?」である。

できた事よりできない事の数を数えては発達障害の事を検索してしまう。これはほとんどのママがした事あるのではないかと思う。

発達障害だったとして愛情は変わらない。それでも気にしてしまう。いや気になってしまう。

  • 子供を育てなければいけないという責任感。
  • 母親として愛情だけではなく教育をしていかなければという義務感。

この毎日いろんな事を考えてる妻の不安に仕事で忙しい旦那はどう向き合っているの?

毎日の妻たちの日課

待望の子供が産まれて嬉しい気持ちとは裏腹に24時間子供ファーストの生活を余儀なくされるママ。

  • 2、3時間、イヤ30分から1時間でやってくる母乳やミルクタイム
  • 1日約8~10回は替えるオムツ(どんだけウンチするんだ?)
  • 抱っこしないと泣き止まない(エンドレス抱っこ)
  • お散歩(短い散歩でもオムツやミルクや着替えやオモチャなどの準備必須)
  • 乳児湿疹ケア(赤ちゃんってみんなつるつるすべすべじゃないの?全然違った)
  • 爪切(伸びるのはやっ。切らないと顔が傷だらけ)
  • 毎日の沐浴(体勢が辛い、腕がつる。赤ちゃんって汗っかきだから毎日入れてあげたい)
  • 着替え(肌着にコンビ肌着にロンパースにってなんてめんどくさい着替えスタイル)
  • 暑いのか寒いのか、なんで泣いてるのかわからない時間
  • 夜泣き対応 (オムツ替え、母乳やミルク、抱っこ)
  • あやしたり、本読んだり、歌ったり、遊びの時間

ざっとあげてもこれだけやる事がある状態。

これに付け加えて

  • 掃除洗濯
  • 買い物
  • ご飯の準備
  • 自分のお風呂
  • 子育ての事を調べるネットサーフィン
  • 家計簿

ここに更に赤ちゃんの月齢が進むにつれ

  • 予防接種(生後2か月から)
  • 離乳食(生後5ヵ月~半年くらいから)
  • 学資保険等の事
  • 育休開けの保育園調べや提出書類等
  • 免疫切れると風邪をしょっちゅう引くので看病

夜だろうと関係なく起こされ、独身の頃と比べると180度変わる生活スタイル。 作業で言えば簡単な事なのに毎日睡眠不足で辛いと感じてるママは多い。

赤ちゃんは可愛いけれど、毎日の抱っこで手は腱鞘炎になり、背中までバキバキに凝り固まるほどの疲労の身体は心まで蝕んでいく。

そんな中、今まで独身時代も当たり前に働いていた旦那が、子育てが大変だと訴える妻に対してここぞとばかりに自分も仕事が大変だとアピる謎の現象はよくある話。

子供が笑顔でキャッキャと喜んでくれる時は”いないいないば~べろべろ~”なんてご機嫌で遊んで、俺今良いパパでしょ?なんてドヤ顔してたかと思うと

子供が泣いた途端に「おっぱいじゃないの?」「泣いてるよ」とすぐにバトンタッチを要求。 「はぁ~?もっと抱っこしたりあやしたりできる事あるだろう?なんでもかんでもおっぱいで片付けるな!」と妻たちのハートにピキピキと亀裂が走る。

子育てがはじまっても良いところ取りの旦那の日常はいつもと変わらないライフスタイル

結婚前に

旦那

子供は二人欲しいな~
キャッチボールするの夢なんだよね。

なんて子供好きをアピールして、イクメンパパを連想させていた人でも

子供の夜泣きには無関心、いや聞こえない。。。

男性の脳は子供の泣き声に反応しないと実験で実証されている。

そして赤ちゃんの存在に慣れてくると

旦那

今週はゴルフなんだ

旦那

今日は先輩と飲みに行ってくる

旦那

今日は仕事で遅くなる

なんだかんだといいわけして

さりげなく妻が何も言えないワードを盛り込みながら家から遠ざかっていく。

こうして、旦那と妻の溝が少しずつ少しずつ深くなっていく。

妻は外にろくに出れず、他人と喋る事のない1日が出来上がっていく。

自由な旦那と不自由な妻の出来上がり。

旦那の子育てに対する考え方は「お手伝い」

そもそも何故旦那が自由でいられるかと言うと、旦那の子育てに対する考え方が「お手伝い」だからだ。

気を利かせたつもりで「手伝おうか?」なんて発言をしてきた旦那に「はぁ?」「手伝うって何よ?」とキレた事がある妻は多いのではないか?

それもそのはず。

妻の育児に対する考え方は育児は父親母親二人でするものに対し

旦那は育児は母親がするもの

という認識があり、そもそも育児に対する考え方に相違があるのである。

「子育ては母親がするもの?」の問いに

世間では半分以上の方が子育ては母親がするものとは思っていない。

なのに、現実はどう?まだまだ母親が育児をほとんど背負っているのではないか?

そこには、頭や口ではわかっていても、昭和時代の両親を持つ子供は特に専業主婦で家庭を支えてきた母親が多くそれを見て育っている為、あたりまえのように子育ては母親がするものを刷り込まれているからである。

平成になり、令和になり、今や共働きが増えた家庭は多いけれどそれでも時短勤務にするのは女性が多く、働きながら家事育児子育てを担うスーパーワーキングママがたくさんいる。

まだまだ根深い洗脳がここにはあるようだ。

昭和時代の子育ては専業主婦が多かった?

実は専業主婦が定着したのは戦後の1950年代の短い期間だったよう。

江戸時代は夫は外回り、妻は内回りという役割分担思想が支配され、明治以降も妻は良妻賢母として家にあって夫似仕え、子を育て、家庭を守るべきもの

と古書に記載がある。だけど実際は共働きをして家計を支えなければ成り立たない家庭が多かったのも事実。

ではどうして育児がなされていたかというと

昔は子供を見る人が多かった事があげられます。

昔の子育て今の子育て
大家族核家族
・子供が下の子の面倒を見る。
・祖父母が見る。
・母親一人で子供の面倒を見る
・ご近所付き合いがある・ご近所付き合いがない
・教育第一ではなかった・教育に力をいれる
昔の生活スタイル今の生活スタイル
・電話もなく情報は祖父母や周りの声頼りに・携帯で何でも調べれる時代。本も沢山ある
・インスタント食品なんてない・インスタント食品、レトルト食品がある
・食器洗いも洗濯も時間かかる・自動洗濯機も食洗器もある

昔と今の生活スタイルを比べると、圧倒的に今の生活の方が便利になり、時短になっているはずなのに子育てにおいて大変だと思う理由は上の表からみて、一目瞭然。子育てを手伝ってくれる人がいないのだ。

今は核家族時代で、母親が一人で家にいて子供を見る家庭はとても多いのではないだろうか?祖父母との同居が減り、精神的な苦痛がないとはいえ、子育ての知識も経験もない状態で一人で全部見る事はとても大変だという事。

10分で終わる洗濯物畳みでも、子供が一緒だと確実に30分はかかる。ちょっとした事が出来ずにたまっていくストレス。

さぁ~ここで旦那の登場だ!旦那が家に帰ってきたら、やりたくてもできなかった片付けや雑用、または休憩を求めて旦那に育児をバトンタッチ!!っと思いきや、そんな気持ちも露知らず

仕事で疲れた~と「風呂」「飯」「スマホタイム」「睡眠」を優先するのが現状。。。

昼間は助けてくれる人がいないから、母親一人でやるしかない。だけど、二人になったら変わってもらいたい!なのに変わってもらうどころか、旦那の為のもてなしがはじまるかと思うと

邪魔でしかたくなるのが妻の正直な本音(*_*; げんなり…。

”亭主元気で留守がいい”とはまさにこのことで、子育てに非協力的な旦那ほど子育ての時期に邪魔な物はない。

いやむしろ、イクメンと呼ばれる旦那ですら妻が毎日コツコツ築き上げた子供とのルーティンを壊していくので一番やっかいかもしれない。

妻たちが旦那を邪魔だと思う時はどんな時?

朝、朝食作ったり、洗濯したりしてる時に子供が泣いてたら抱っこくらいしてくれたらいいのに、自分の事だけ。しまいには「ママ泣いてるよ~」って言ってくる。ほんの数分抱っこすることが何故できないのか不思議で仕方ない。

今、料理してるの見えますよね?子供がうんちですって?自分で替えろや。自分の子供だろ?こちとら手がはなせないんだよ!

「今日は何してた?なんで部屋が散らかったままなの?」だって?!子供と一日中一緒に生活せてみろ~!いや一日と言わず最低1週間は生活してみやがれ。片付けても片付けても散らかされる身になってみろ~

今、子供をやっとの思いで寝かしつけた所なの。おっぱいもたらふくあげて、抱っこもして、やっとやっと寝たの。なのに
「ただいま~」って大きな声で帰ってくるんじゃないよ。寝る時間だってわかっててわざとか?え? 起きた子供を責任もって寝かしつけしてね。その前に手を洗え~~~~~~!!!

毎日夜泣きで寝不足なんだよ。体調悪いときくらい少しは協力してください。晩御飯くらい自分で適当に何か食べてよ。子供じゃあるまいし。

妻の怒りトップ5の心中

ここにあげた妻の怒りはトップ5に入るほどよく聞くあるあるです。 

朝は旦那は自分の用意だけ。妻は朝ごはんから子供の身支度からオムツ替えに抱っこにおっぱいに保育園の用意にパートの用意。ゴミ出しは旦那がしてくれても、ゴミを準備してないと出してくれない。これはなんの罰ゲーム?と怒りでイライラするけれど、時間がない朝に喧嘩すると体力もエネルギーも消耗するので我慢する。

子供のオムツ替えはおしっこはかろうじてしてもいいけど、うんちはイヤだって。旦那はそんな好き嫌いを選べるの?それはなんの特権階級ですか?って思うけど、めんどくさいから全部私がします。という妻も多い。

妻は一日中子供と仲良く遊んでると思ってる?ほぅ~お気楽な事で。家にいるのに何故散らかってるかって?子供が遊んでる証拠だよね?洗濯物を畳んでないって?子供がぐしゃぐしゃにするから寝たら畳みます。子供といると自分の事はほとんど何もできないし、ゆっくりくつろぐ暇もないのに、旦那はとにかく小言をいちいち言ってくるから右から左に聞き流す。

寝かしつけあるあるの怒りはとても多い。                                     赤ちゃんの寝かしつけは妻にとってやっと一日が終わる最後の仕事と言ってもいいくらい大切。ここを無事に終えた時のやり切った感は半端ない。寝つきが悪い赤ちゃんは、おっぱいも30分以上吸ってたり、背中スイッチ発動で何回も寝かせては泣いて抱っこしてを繰り返す。一度寝たと思ってもすぐに泣くこともざら。そんな中ドアの音や旦那の声で起きてしまったら、また一から寝かしつけをやり直し。添い乳でしか寝ない赤ちゃんならまたおっぱいを差し出す。この起こされた時の怒りは一瞬で沸点に達するレベル”(-“”-)”そんな気持ちは露知らず、自分も赤ちゃんと触れ合いたいと思う旦那は帰ってきて起こす人もいるんだとか。起こして、癒されたら後は妻任せ。せっかくルーティンが築きつつあるのに旦那に邪魔されたと感じてしまう。

そして体調を崩した時の旦那の在り方も様々で妻の怒りをかう人は多い。一番は妻の心配より自分のご飯を聞いてくる人。そして、寝てていいよと言ってもらったから休んでたけど、食器の洗い物や片付けも何もしてくれずに朝起きてどっと疲れが倍増したなんて事もよくある話。

子育中の旦那とどうやってわかりあう?解決策は?

子育て中、旦那への言動にあきれたという人は本当に多い。

こんな人とは思わなかった。と喧嘩すればするほどわかりあえずに離婚に繋がってしまうケースも多い。

実は子供が産まれてからの離婚で多いのは0歳児~2歳児の子がいる人なんです。

この時期の母親はホルモンバランスの変化や、慣れない環境の変化などにストレスがたまりやすく、イライラしやすい

旦那の協力が得れないとそれが余計にイライラを加速させ、子供にあたってしまう事にもつながってしまう。

そして残念な事に、旦那側は妻がイライラすればするほど、遠ざかりたくなり、優しくできない…。              女性側は言わなくてもわかってほしい。察してほしいとつい思ってしまいがち。

何が大変なのかを明確に伝え、やってほしい事を伝える努力をする必要があります。

それすらもめんどくさく感じる時だけど、子育てが大変なのは一時的であるように、旦那への怒りも子供が徐々に大きくなるにつれ減っていくので、旦那に変わってほしいと思う気持ちを捨てた方が早い。

それよりも自分の意識改革をした方が今後の生活にもいいと私は思います☆

どうするのがいいかと言うと

旦那と戦わない事

これにつきると言ってもいいくらい。

つい、「私はこれだけの事をしてる」で旦那の育児に対する少なさを比較して戦ってしまいますが

子育ては量ではない事を胸にとめておくと楽です。

男性はおままごととか得意ではないです。よく小さい頃女の子はおままごとをして遊びますよね?男の子もしますが、女の子の方が何かの世話をしたりするのが得意だと思われています。

なので量でくらべない事が大事です。

次に子育てにおいての役割があると言う事も胸に止めておくといいです。

毎日のこまごました育児は女性の方が向いています。

  • 女性の脳はいろんな事を同時に考え処理する能力がある
  • 一方男性は一つの事しかできません

その特徴をいかして、男性には例えば子供がプラレールで遊ぶ時期とか、レゴで遊ぶ時期なんかに一緒に遊んでもらえると脳力を発揮します。

妻ができる事と旦那ができる子育ての役割があるんだと思えば、小さい時期の子育ては母親の方が比重が大きいかもしれませんが、乗り越えられます。

そして、最後に自分を認める事です。旦那に何を言われても、子供との時間を楽しみ、自分に誇りを持つ。

子供はあっという間に大きくなるよとよく言われますが、子育て真っ最中の時はこの大変さに終わりが来るの?っておもってしまう事もあると思います。

1歳くらいに「ママ」って呼んてくれた感動も3歳になって「ママ、ママ、ママ~」って常に呼ばれるとうるさい!と思う事もありますが、大きくなると、一緒に出かけてくれなくなる時期がきます。あの時もっと一緒に遊んであげたらと思う日が来てしまいます。

毎日忙しく頑張っても誰に認めてもらえるわけじゃない。お金がもらえるわけでもない。

それでも自分だけは自分を認め、時には「よく頑張ってるな~私」とご褒美を自分にあげてください

幸せはだれかにしてもらうものではありません。自分の中からうまれる感情です。自分で幸せな時間を作ってください(*´ω`*)

旦那への怒りは妻にしかわからないですが、旦那の思いも旦那にしかわかりません。

どっちが正しいとか、勝ち負けをしている限り、しんどい毎日になってしまいます。

戦わない事、戦いを申し込まれたら喜んで負けてあげれると少しは平穏な日々につながるんじゃないかと思います。

是非試してみてください。

それでもむかつく、許せない時は

  1. 頭の中にサウンドバックをイメージして思いっきり殴る。
  2. 旦那の頭にチューリップの花を咲かせて、むかついてる自分がしょーもなって思ってみる。
  3. 自分が誇れる自分になる。

あなたはどれを選びますか?(笑)

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