生後5ヵ月や6か月頃になると離乳食がスタートと言われています。自然派ママは1歳までは離乳食をあげない?といった情報も耳にしますが、がっつりレトルトを使ったというママも沢山います。レトルトをあげるのはよくないとどこかで後ろめたさを感じるママもいるかもしれません。だけど、レトルト食品がスーパーで買う野菜で作る料理よりも身体に良い物だったとしたら買わずにいられますか?何を選ぶのかが一番大事。その目利きを養う情報になれば嬉しいです☆彡
離乳食はいつから
離乳食は5ヵ月~6か月くらいから始まります。
WHO(世界保健機構)推奨は6か月です。
- 月齢6カ月からは、母乳で育つ赤ちゃんが母乳から得られる栄養だけでは足りなくなってくる。
- ほとんどの赤ちゃんは月齢6カ月になると、発達面でも様々な食べ物を受け付ける準備ができている。
赤ちゃんの胃袋は小さく、少しずつ少しずつ食べていく事で胃を大きくしたり、まだ充分に歯は生えていないけれど、噛む刺激で脳が発達することや、食べ物から摂る栄養や菌を増やしていく事で腸内環境が強くなるとも言われています。
とはいえ、全ての赤ちゃんが生後5ヵ月から6ヵ月になったら離乳食を開始するのが絶対かと言われると少し疑問でもあります。
何故自然派ママは離乳食を1歳まであげないと言われているのか?
実際に自然派ママにお話しを聞くと
赤ちゃんの腸は2歳半までは
まだまだ未熟だから
離乳食でタンパク質を取ると
悪玉菌が増殖してしまうからよ。
歯が充分に生えそろってないうちから
離乳食を与えるとどうなるかわかります?
丸のみしてしまうのよ。
ただでさえ消化吸収も未熟だから
身体によくないよ。
母子手帳やネット情報よりも
自分の子供を見ていたらおのずと
離乳食開始は1歳前ぐらいだったかな。
子供のうんちが緑便になったのが気になって
離乳食が早かったのかなと思ったんです。
自然派ママと言われる人達は、よくうざいとか頭おかしいとまで言われているのを見ることもありますが
実際はとても深く物事を掘り下げている人達が多いのも事実。
子供が産まれて、アトピー性皮膚炎になったとか、喘息になったとか、きっかけがあったというママも多い。
そこから原因をつきとめるべくして、追求していくと、いかに現代の溢れている情報や対処法が子供の成長にあってなかったり、自然治癒力が損なわれたりすることに繋がるかがわかっていく。
そうして得た知識や体験等により、自分の中の育児書が出来ていくので強くなる人が多い印象である。
西原式育児では離乳食は1歳半から2歳過ぎ?
口腔疾患と免疫病の診療をされている医学博士西原克成医師の記事を一部抜粋します。
離乳食は1歳半から2歳を過ぎてから。
赤ちゃんの腸は2歳半で完成しますから、2歳までは母乳ないし乳児用ミルクで育てるのが理想的です。
吸啜運動を続けていると2歳半で歯列が完成した時に、30回噛む咀嚼運動ができるようになるのです。
早期に離乳食を開始すると、丸のみと口呼吸の習慣が身につくだけで、その後はいわゆるアレルギーマーチとなります。
まさに、現代の子供はアレルギー持ちの子が多いと言われています。
子供の悩みで1位なのはアレルギー全般。そして、その中でも食物アレルギーが1位となっています。
西原式育児の記事の全文はこちら
離乳食開始は赤ちゃんが教えてくれる?
離乳食を始める時期は自分の赤ちゃんのサインを見逃すなかれ!
- 首がしっかりとすわっていて、お座りができる
- 大人の食事などを見て食べ物に興味を示す
- スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少ない
私は長男の時は、それはそれはきちんとしなければ、月齢に合わせて進めていかなければと躍起になっていたように思います。
次男の時はどちらかというと母子手帳もネット情報も一切意識せず、ただ次男君に任せてたような感じでした。
実際二人育児をする上で時間も余裕もなくなったといった方が正しいかもしれませんが…(笑)
長男を公園に連れて行くときによくお弁当を持参していってたので、次男が食べ物に興味を持つ時間がおのずと作られていったのもありますが、最初に手づかみで食べたのは枝豆と梨でした(笑)枝豆は皮ごと舐め舐めしていただけですが、中の豆がでてきて喉につまったらこわいので、舐め舐めしたらすぐにとりだしてを繰り返ししてました。
今思うと長男の時はよくやったなと思います。きっとみなさんもされているのでしょうが10倍粥からはじまって、7倍、5倍と、そして野菜を湯がいてすりつぶしたり、、、沢山作っては冷凍保存して、チンして次の日にあげる。
できるだけ手料理手料理をと。沢山いろんな種類の物を食べさせたりすることがいいのかなと、スーパーでいろんな食材を買ってあげてました。
結果長男は、アトピー性皮膚炎を発症しました。その後喘息手前の咳も出るように。
理由や原因がこれだ!とは断言できませんが、子供のサインより母子手帳やネット情報に振り回されていたことに加え
野菜や肉は大事な栄養だから沢山きちんとあげないとって思ってました。
西原式にも書いてましたが、食べたものは正しく消化・吸収されて初めて栄養になります。
まだまだ未熟な赤ちゃんへの離乳食は頑張る必要が全くない事なんだなと知った時、もっと早くに知りたかったと後悔しました。
昔の離乳食
そもそも離乳食って昔はありませんでした。
昔の人はどうやって赤ちゃんにご飯をあげていたのかというと
- 大人のご飯から少し取り分ける
- お味噌汁をご飯にかける
- 大人の口で柔らかくした物をあげる
そこから戦後アメリカの小児科医ベンジャミン・スポック氏が書いた『スポック博士の育児書』が1946年に刊行され、その内容が日本の母子手帳にも記されました。これは日本が戦争に負け、アメリカの最高司令官のマッカーサー元帥が、日本の子供の栄養が足りてないとか、日本の家族制度を変えないと子供が自立しないだのなんだの言ってきたからです。
- 早いうちから子供の自立を目指すために母子分離のススメ(一人遊び、抱っこしない、寝る部屋も別々)
- 早期の離乳開始を促し(生後三か月~)
- 母乳より牛乳をもてはやす。
このスポック博士の育児書は本人も後々間違っていたと発表し、改定もされ、アメリカでは否定されているにもかかわらず日本はまだ、育児のベースとなっているというから驚きです。
現在アメリカの心ある小児科医師たちは
- 親が自信をもって1歳までは母乳で育てること
- 2歳までは母乳中心で育てること
と指導しているそうです。
離乳食は歯が生えてからという話を聞いたことがありますか?
歯は食べ物を嚙むために生えてきます。つまり歯がまだ生えそろってないうちから食べ物を食べる事は身体の仕組みに反するという理論です。自然の摂理に沿った考えでとてもシンプルです。
離乳食作りをやめる
初めて出産した時は、ちゃんとこの子を育てなければってどうしても力が入ります。
産まれて2か月で予防接種パレードもはじまり、働いてるわけでもないのに、毎日やる事におわれている。
離乳食開始とされる5ヵ月~6か月の時も毎日夜中2、3回は起きるような状態の人の方が多いのではないでしょうか?
そして、今やありとあらゆる離乳食作りの本屋レシピ等もでていて、SNSを見れば
「みんなこんな事してるんだ?」私もやらなきゃスイッチが入ってしまう。
そして、3回食になるまで、一日もかかしてはいけないような気になる。
一生懸命に手作りした時ほどポイっとプイっとされて、食べてくれない赤ちゃんにイライラしてしまったりなんかして、ママ達の疲労や心の闇は知らず知らずに膨らんでいく。
もう無理だ~とレトルト食品に手を出すが、どこか罪悪感に苛まれ、毎日レトルトは無理でも、たまにならくらいの位置にレトルト食品を買いだめしておく。
離乳食は誰の何の為にある?
そもそも離乳食を始める理由は
- 母乳だけでは栄養が足りなくなってくるから栄養を補わないと赤ちゃんの健康に害をきたす。
- いろんな食材がある事を赤ちゃんに教えてあげる。
- 食べるという事を少しずつ慣らしていく。
といった所だと思います。
つまり、補う食事が離乳食。
実際今は離乳食と言わずに捕完食とも言いますね。
「補完食」とは、WHO(世界保健機関)が「離乳食」に代わる言葉として提唱した、 母乳だけでは足りなくなる栄養を補うための食事のことです。
「ほかんしょく」と読みます。
離乳食と捕完食の違いは、「本来の離乳食とは同じであるが、離乳食はこうあるべき…と間違えて伝えているメディアなどが増えてしまったため、栄養不足が心配されて海外でいうところの『補完食』を提唱している」ということだそうです。
日本は農薬大国!
赤ちゃんが離乳食を食べてくれないとヤキモキしてしまいますが、赤ちゃんの健康を気にするならば、何より安心な食材を選ぶことの方が大事だと思います。
日本は農薬大国と言われているのをご存じでしょうか?
これは、日本の農薬使用量が多い理由として「土地や労働者への圧力や温暖湿潤気候によるもの」と述べられています。日本の夏は高温多湿の環境であるため、その中で作物を虫に喰われずに育てるのは非常に難題なことなのです。無農薬で育てようとすると手間もコストもかかるため少量生産しかできないので膨大な労力がかかってしまいます。安定供給のために、農薬散布を行わなければならない状況となっているのです。
海外でも野菜は豊富に出回っているのに、海外と比べて日本の農薬使用量が多いのは何故でしょうか?
- 日本人が求める野菜や果物の形状、品質の高さ
- 農薬の基準については諸外国と比べると規制が緩い
確かに曲がったキュウリよりまっすぐなキュウリを選びますよね。それが美味しいと思い込んでいますよね。
先日めちゃくちゃ甘いみかんをいただき、こんな甘いみかんは食べた事がないと驚きました。
だけど、この甘くてきれいなみかんを作る為に、除草剤等の農薬や、色つやを綺麗にする化学肥料なども使われてるとしたらどうですか?
目に見えない農薬だから気にしないわと率先して子供にあげたいですか?
減農薬等で少しでも農薬を使わないようにしている農家さんも沢山ありますが、無農薬で美味しい野菜や果物が作られている所があるなら、そこが一番いいですよね?
モンサント社の除草剤グリサホートは発がん性がある
皆さんもご存じの方が多いのではないでしょうか?
ラウンドアップはベトナム戦争で使われた「枯葉剤」をつくったモンサントが1974年に発売した除草剤で、グリホサートを主成分としている。このグリホサートが猛毒を含んでおり、2015年に世界保健機関(WHO)の下部組織「国際がん研究機関」が「おそらく発がん性がある」と発表し、17年には米国政府の研究で急性骨髄性白血病との関連が発表された。発表したのは米国の国立がん研究所、国立環境健康科学研究所、環境保護庁、国立職業安全健康研究所の共同プロジェクト。急性骨髄性白血病は急速に発達するがんで、5年の生存確率は27%とした。
また、ワシントン大学の研究チームが「グリホサートにさらされると発がんリスクが41%増大する」との研究結果を発表した。
グリホサートは発がん性はもちろん、植物を枯れ死させてしまうが、同様に土壌細菌や腸内細菌も損なう。腸内環境を破壊することでアレルギーなど自己免疫疾患などの原因になったり、神経毒として自閉症や認知症を誘発する可能性が指摘されている。また、生殖に与える影響も懸念されている。精子の数の激減、胎児の発育に影響を与える可能性だけでなく、世代をこえて影響する危険を指摘する研究結果も発表されている。ベトナム戦争で撒かれた枯れ葉剤によってつくられたダイオキシンは三代にわたって影響を与えるといわれるが、グリホサートにも同様に世代をこえた影響が出る可能性も指摘されている。
この記事を読んだだけでもぞっとしますよね?
この除草剤、当然世界各地で取り扱い禁止になりました。
なのに、なのにですよ?
日本では日産化学工業が2002年5月にラウンドアップの日本での販売権を引き継ぎ、日本の店頭では「もっとも安全な除草剤」とか「驚異の除草力」とかいった宣伝文句で販売されている。
2016年には「グリホサートの安全性を確認した」との評価書を公表までしているのです。
この評価書を前提に2017年12月には、グリホサートの残留農薬基準を大幅に緩和し、
小麦で6倍、ソバで150倍、ゴマで200倍、ベニバナの種子で400倍というけた違いの大幅緩和。しかもこのことをマスコミは一切報道しなかった。
中国からの輸入野菜が農薬まみれで危険だと問題にしていたが、その中国産野菜の方がまだましという殺人的な状況になっている。
また、ラウンドアップの主成分であるグリホサート剤はすでに成分特許が切れており、さまざまな名前で同剤が販売されている。そのなかには住友化学園芸の「草退治」などがある。
モンサント社のラウンドアップ除草剤についての長周新聞さんの全文はこちら↓
安全な離乳食
おわかりのように、いくら安いから、いくら綺麗だからといってその食べ物が安心安全な物かどうかは見た目ではわからないと言う事です。
子供の健康の事を一番に考えていえるにもかかわらず、農薬まみれのフルーツや野菜をあげていては本末転倒。
沢山食べれば食べるほど、身体に蓄積されてしまうかと思うとぞっとしませんか?
だったら、作る段階から気を付けてくれている農家さんの畑で取れた野菜やフルーツを子供にあげたいですよね。
安心安全でおススメの離乳食をご紹介します☆
無農薬・無肥料の安心安全離乳食品
滋賀県の「旬」の無化学合成農薬・無化学肥料の野菜を使用
株式会社はたけのみかた
ベビーフードmanma
そして、農薬が使われているのは野菜やフルーツだけではありません。
日本人にはかかせない食べ物!そうですお米です。
お米作りにも農薬は使われているのです。
コシヒカリとかイセヒカリとか銘柄や品種にめを向けていたかもしれませんが、赤ちゃんの離乳食で一番にあげるお粥に必要なお米こそ、一番に口にいれるものなので、どうか有機米にしてあげたいと思います。
地球畑のベビーフード
プレゼントにも喜ばれますね♪
私達が日常当たり前に口にしていた食べ物が農薬まみれだったと気づいても、中々習慣が変えられないかもしれない。けれど、自分の子供にあげる食材となると話は変わってくる。離乳食を手作りにするより大事な事は、どんな食材を選ぶのか。
子供を育てていくのにパワーがいります。子供だけじゃなくママやパパがまず健康である事もめちゃくちゃ大事です。
今、食品も値上がりしています。同じ高いでも良い物に払う方が心が納得するはず♪
当たり前を疑ってみてみてください。これから無添加という表記もなくなります。遺伝子組み換えという表記もなくなります。何を信じて買うのか、自分の目利きがとても大事になります。
離乳食作りに悩むのはおしまいです。堂々と身体に良いレトルトを買ったり、有機野菜を買ったりして、ママの時短にしてください♪ママと子供の笑顔が何より一番大事☆
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