自然派ママの子供育児。子供のマスクはいらない?

コロナ禍になり、2年以上が経ちました。この期間子供から大人までほとんどの人がマスク生活をしてきましたね。それでも尚、コロナは収まらずに変異しながら感染し続けています。そんな中、保育園では2歳の子供からマスク着用を強いられます。「鼻の頭まで隠してね~」と言われて息苦しい思いをしています。そんな姿を見て大人は何も思わないのでしょうか?コロナに感染するよりもマスクをする事の方が子供にとっては弊害だらけだと言う事を知ってる大人はどれくらいいるのでしょうか?子供にとってマスクはデメリットでしかないお話。

目次

子供のマスクは危険でしかない

私の住む市が出してる保育園でのマスク着用について

・2歳未満(乳幼児)は、引き続き、マスク着用は奨めない。
・2歳以上は、保育所等では、個々の発達の状況や体調等を踏まえる必要があることから、他者との身体的距離にかか   わらず、マスク着用を一律には求めない。ただし、施設内に感染者が生じている場合などは、園長の判断により可能な範囲でマスクの着用を求めても差し支えない。

厚生労働省も、市長も、2歳以上のマスク着用は一律には求めないと書いているけれど、実際は2歳以上の子供は保育園で度々マスク着用を求められています。

2歳以上のとありますが、2歳の子も3歳の子もそれ以上の子も子供にとってマスクがどれほど息苦しく嫌な物か、そして弊害しかないと言う事を本当に大人は理解しているのでしょうか?

生き物にとって一番大事なのが呼吸

人も動物もみな呼吸しているから生きていますよね。
当たり前にしているから大事さを痛感していないかもしれませんが、呼吸は酸素を吸って二酸化炭素を吐く。
ただこれだけの事なのに、上質な呼吸をするだけで健康でいられるって知ってますか?

吸った酸素が血液に取り込まれて全身に送られることで、臓器・組織・細胞の活動を維持することができます。この生命維持に欠かせない呼吸を人は1日になんと3万回も行っています。

呼吸をする事で得られるメリット

ForbesJapanの記事より
  • 呼吸をコントロールすることで、脳は落ち着く
  • 呼吸によって血圧が整えられる
  • 呼吸を数えることは、感情を司る脳域に影響を与える
  • 呼吸のリズムは記憶に影響する
  • 呼吸をコントロールすることは免疫システムを強め、代謝を高める

呼吸を大事にするだけで、身体や脳のバランスを整えてくれているけれど
マスクをする事によって一体どんな呼吸に変わっているのか。

呼吸の仕方が変わるだけで、かなり大きな弊害を生んでいる事は間違いありません。

子供のコミュニケーションは相手の口元で確認する

言葉が巧に使えない小さな子供にとって、相手の感情等を読み取る時にどこを見ているかと言うと、口元です。
相手が笑っている。怒っている。泣いている。などを認識するのに、口元はとっても大事な場所。

そこがマスクで隠されているとどうなるか?
答えは一目瞭然。相手の感情を読み取る認知機能は低下し、相手が何を感じているのかがわかりません。

保育園等で、友達同士もマスクをし、先生達大人もマスクをしている生活を続けていくことは、子供の発達に大いに影響があると考えます。

5年後10年後の学力が落ちるとも言われています。

ブラウン大学のショーン・ディオニー博士が発表した論文

アメリカの0歳から3歳までの子供1700人以上を対象に、「親の声を認識するか」「簡単な指示を理解するか」「言葉をどのくらい理解するか」を調査した結果、パンデミック以降に産まれた子どもが大半を占める2021年の調査で、幼児の言語機能は基準値の100を大きく下回る60となったとのこと。この原因にマスクによるコミュニケーションが減ったと分析しています。

マスクをする事により、子供の成長が妨げられている事は事実です。
それを周知の上、子どもにマスクをさせる理由はコロナ感染をふせぐためですよね?

コロナ感染にマスクの効果はない?

コロナ禍となり、二年以上の期間をほぼ大人はどこに行くにも、マスクの着用を義務づけされしてきました。
それでも2022年もコロナ感染者は増えています。

子供にこの事を言うと

「マスク意味ないじゃん」とストレートに返ってきます。

無症状の人までがマスク着用を強いられてきたのは、無症状でも菌を持っていたら、他人にうつす可能性があるから。特に高齢者や基礎疾患のある人にという見解でした。

咳をしている人の飛沫感染には多少役にはたちますが、ウィルスは目で見えないレベルの小ささ。

マスクの穴を通り抜けます。

マスクをしているからと安心して、おしゃべりをしていたら、ウィルスは入ってくるのです。
それに、マスクをしている事が実は感染しやすい状況を作っているとしたら?

マスクによる免疫力の低下

先ほども書いたように、マスクをすることにより口呼吸になりやすくなります。
そうすると、口が開いてる状態を作ってしまいます。口の中は本来唾液が潤っていて、あらゆる殺菌や浄化を行い口の中を守ってくれています。

口が開き、口腔内が乾くことにより、唾液の分泌が正常ではなく、外部からのばい菌を殺菌する効果が薄くなってしまうのです。

そして、なんと鼻呼吸と口呼吸ではウィルス等の菌が肺に届くスピードが違うかったんです。

鼻呼吸口呼吸
鼻毛が細菌やウィルスを取り除くフィルターに。唾液が本来細菌やウィルスから守ってくれるが、
乾燥していると防御機能低下。
鼻水が、更に細菌やウィルスをからめとる。細菌やウィルスが喉に付着する。
などで不要物を排出。細菌は喉で炎症、ウィルスは体内へ
鼻は加温加湿の働きあり。気管支入口の湿度は鼻より20%も低い。

鼻呼吸では、ウィルスが肺に届くまでに鼻毛が除去してくれたり、粘液や痰で排出してくれたりと、フィルターが沢山ありますが、口呼吸の場合はそれらが無い為、ダイレクトにすぐに肺にウィルスが届いてしまうんですね。

比べてみると鼻呼吸はまさに、「天然のマスク」と言われてるのも頷けますね。
それに比べて口呼吸はデメリットしかない。
マスクをつける事で呼吸がしづらくなって、知らず知らずの内に口呼吸になり
ウィルス感染をしやすくしていると言ってもいいと思います。

ましてや、小さい子供はマスクに慣れておらず、呼吸がしずらいと口呼吸になっていると思います。
また、この尋常ない暑い毎日の中、野外ではマスクは外しても、室内ではつけなければならない。
マスクをしていて、完全に口を閉じて過ごすなんて事は難しいと思います。

マスクは雑菌だらけ?


「スマホの画面はトイレの便座の何倍も汚い!」と聞いたことはないですか?
実際アメリカの大学の調査で、「携帯電話にトイレの便座の10倍の細菌がついていた」とういう結果がでています。
これは、携帯電話があらゆる場所にさらされているからですよね?満員電車でも、他人の咳くしゃみの飛沫や、病院やトイレなどなど、、、。

それではマスクはどうですか?
マスクをつけていたら、大丈夫!ではないですよね?
マスクを取ったりつけたりするときの手は汚れている可能性もあるし、マスクの表面を手で無意識に触っています。

子供も保育園で、マスクをつけたり外したりします。マスクの表面を触らないでいれるでしょうか?
マスクのままでトイレにもいくし、トイレを流すときは、子供は流れるのを見るのが好きですよね、、、

携帯電話にトイレの便座の10倍の菌がついていると言うならば、マスクも同じ。
つまり、マスクもトイレの便座の何倍も汚いと言う事です。

そして、マスクの表面だけではありません。
ご飯を食べた後もマスクをし、マスクをしながらしゃべる。温かい息をすることで、マスクの中は蒸れています。
マスクで濡れた裏面は、雑菌が繁殖していると思いませんか?

このマスクに感染予防があると思いますか?
マスクをしているのに、感染が拡大しているのは一目瞭然です。

マスクをつける事は、飛沫感染のリスクを多少はおさえられるかもしれません。
それは、あくまでマスクが清潔であること、手が清潔である事などの条件があっての事です。
携帯を清潔にきれいに使えてるかどうかと同じ扱いです。

そして、更に追い打ちをかけるように、日常で誰もが行っている行動が更に感染しやすい身体作りをしているのです。

それが、

アルコール除菌のリスク

そうです。アルコール除菌です。
今や、誰もがスーパーに入る時も出るときも、家に帰ってからも除菌尽くしの毎日を送っていませんか?

このアルコール除菌で、ウィルスが死滅すると聞くとみんなやらずにはいられないですよね?
ですが、ウィルスが死滅するほどの強いアルコール除菌は良い菌も一緒に殺すと言う事です。

人は、皮脂を出して、皮膚を守り保湿しています。そして、皮膚常在菌の作用で弱酸性にして2重のバリアで病原体から守っています。そこに石鹸、アルコールを使うと、皮膚のバリアー機能が壊れ、細菌感染などを起こしやすくなります。

本来は水洗いだけで充分な所、今は過剰なほど石鹸洗い、ましてや皮膚バリア機能がまだまだ未熟な小さな子供にまでアルコール除菌を強いられています。
保育園に入るまえに必ずアルコール除菌をしなければならない子供達。
子供は習慣化してしまうと、それを無意識でもするようになっていくので、おでかけ場所にアルコール除菌が置いてあると、自らやります。

この習慣が更なる感染しやすい状況をつくりだしている事に気づかなければならないと思います。

そもそも高齢者や基礎疾患のある人等に症状の比較的軽い子供がうつしてしまう事を懸念されて、子供にもマスクや除菌の徹底を推奨しているのかもしれませんが

子供の事は考えてくれないのでしょうか?

子供はコロナがうつってもほとんどが普通の風邪レベルです。
実際に我が子はコロナにかかりましたが、デルタ、オミクロン、BA5いずれも軽症で終わりました。
その時に小児科の対応は

  • 咳が出ているなら、咳止めに痰切のお薬。
  • 鼻水が出ているなら鼻水止め。
  • 熱が出ているなら、解熱剤。
  • お腹痛いなら整腸剤。

そう。いずれも風邪の時と同じです。
そもそもウィルスに効く薬は普通の風邪でもありませんから、あくまで、症状に対する対処療法の薬です。

周りの人の事を考える事はとても大事です。高齢者の方にうつさないようにすることも大切な事。
できるだけ、そういった方と合わないようにすることや、風邪の症状がある時は外出しないなど、できる事は他にもあります。
もちろん子供にうつってほしくないからマスクなどをすると思っている親御さんもいると思いますが、
マスクやアルコール除菌が感染リスクをあげているという事を覚えていてほしいです。

なにより大切な事は

感染しないように免疫力をあげる身体作り。
感染しても軽症で治る身体作りを重視すること。

大人は自分の意思で決断し責任をとれますが、子供は大人のいいなりになるしかない場面がたくさんあります。
子供達を守る事は大人の役目です。

  • 子供からマスクを解放してあげる事。
  • 子供から過剰なアルコール除菌を禁止すること。

まだ自分の責任で選択ができない子どもたちの為に大人がしてあげられることは子供の健康と成長を守る事です。
どうか、保育園や幼稚園、学校や公共施設などで、一日も早く撤廃される事を祈っています。


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